世界一周した女性に化粧品や生理用品などの女性ならではの心配事を聞いてみた

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いよいよ出発の6月20日まで2ヶ月をきってしまいました。 重い腰をあげていろいろ準備を進めているのですが、準備すればするほど不安が増えます。

もう英語は良いんです。良くないけど、多分どの国でも血吐くほど困ることは目に見えてるので覚悟は決まりました。(5月から若干勉強ははじめる予定です。机に向かうの苦手なのでいつまで続くかは未知数)


とりあえず、女性の1人旅って、不安じゃないですか。 安全面ももちろんなんですけど、女性特有の悩みっていろいろあるじゃないですか。

世界一周中だって、お化粧はちゃんとしたいし、オシャレだって楽しみたいから、個人的にはメガネよりコンタクトでいたいし、肌のケアだってしたい!
「ルートも決まってないくせに、そんな細かいこと気にしてる場合か!」と友人にはツッコまれましたが、だって(いくつになったって)女の子だもの...!

 

 

世界一周した女子に「こまかな心配」について話を聞いてみた

ということで、世界一周を経験した女の子に、話を聞いてみました。

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吉田 奈央さん(通称:サニーちゃん) 編集部の後輩に紹介していただいた元気いっぱいの女の子。笑顔がかわいくて人懐っこい。学生時代に世界一周を経験。

サニーちゃんに質問したいこと

  1. どの国にも質の良い生理用品ってちゃんとあるの?
  2. 化粧品・日焼け止めとかって買ってた?それとも使ってなかった?
  3. ゲストハウスって危ないは本当?  寝てるときに襲ってきたりはある?
  4. 「男だったらよかったな」と思った場面があれば教えてください
  5. 「これは日本から持っていけばよかった…」と思ったものがあれば
  6. 「女性にとってめっちゃ不便だし危険だな…」と感じた国は?
  7. (おまけ)コンタクト液とかってどうしてた?(もしコンタクトだったら)

1. どの国にも質の良い生理用品ってちゃんとあるの?

A. あるけれど、質は日本が最高。

サニー:日本にいるときでも、生理ってとっても嫌ですよね。ましてや旅をしていると、日中たくさん動き回ってむずむずしているのに、なかなかトイレに行けなかったり数日シャワーを浴びれなかったりします。特にとどめをさされるのが、現地で売っている生理用品の質の悪さ(笑)
世界中に女性はいるので、手に入らないということはありません。国ごとに個性があって、いろんな意味でおどろかされることも多く、選ぶときは楽しくもあります。
でもやはり日本製品の質と比べると…。
さらに毎日長時間動き回ることが多いので、常にハラハラしています(汗)
また、毎回購入する必要があるので、どうしても荷物がかさばってしまいますね。
その分布ナプキンや、通販などで購入できる「月経カップ」を使用すれば、現地で生理用品を買ったときに「ハズレ」るということはないと思います。どちらも使い慣れるのには時間が必要だと思うので、日本にいるうちにトライしておくのもいいかもしれません!

 

2. 化粧品・日焼け止めとかって都度買ってた?それとも使ってなかった?

A. 肌に合わない場合が多い。日本からもって行くのが◎。

サニー:化粧品も日焼け止めも日本から持っていきました。人によると思いますが、私は旅中ほとんど化粧をしないので化粧品は要らなかったかなと思います。

日焼け止めは、100%必要!外国のものは日本人にとって刺激が強すぎたり、肌に合わないことがほとんど。日本製以外のものは絶対使わない・使えないという認識でいた方がいいと思います。 それから個人的に、日焼け止めを落とすときに使うクレンジング用品も日本のものがいいです。現地のものをいくつか試しましたが、肌に合わなかったり、全く落ちなかったりと散々でした。次回は絶対に日本から持っていきます。

 

3. ゲストハウスが危ないは本当?寝てるときにおそってきたりはある?

A. 実際にある。常にスキを見せないようにすることが大事。

サニー:私自身は怖い目にあったことはありませんが、女性がゲストハウスの従業員に暴行されたという話や、他の宿泊客に強姦強盗目的で殺されてしまったという話はとてもよく聞きます。比較的治安が良いとされる地域でも実はそういった事件が過去に起きていたり、実際に自分が泊まって安全だと思った宿でも、次の日には盗難事件が起きてしまったり。
正直、いつどこにどんな危険が潜んでいるか全くわかりません。
世界一周をしていると、ゲストハウスやドミトリーに泊まることも多々あると思います。私もしょっちゅうひとりで利用していますが、気を付けているのはスキを見せないようにすること。

バスルームが共用だからといって肌の露出の多い恰好を見せるのは控えたり、お酒を飲みすぎて酔っ払わないようにしたり。

それから、日頃から自分の意思をはっきり表現するようにしておくこと。日本人女性は気が弱くNOと言えないから、少々強引にしても大丈夫だという認識を多くの外国人が持っています。また日本のアダルトビデオが世界に広がっているということもあり、日本人女性はみなヤれるというイメージもあるようです。
そう思われないようにするためには、スキを見せないよう常に意識して毅然とした態度を取っておくこと。自分の意思は言葉にしてしっかり伝えて、「簡単な女」だと思われないようにすることも大事だと思います。

 

4. 「男だったらよかったな」と思った場面があれば教えてください

A. トイレ問題は深刻。外の方がマシな場合すらある。

サニー:ふたつあります。ひとつはトイレ!男の人って正直どこでもできますよね。でも、女の人はどこでもできるわけではないので...常にトイレのことを頭の片隅に置いて行動しなきゃいけなかったり、こんな汚いトイレなら外でした方がマシ!!!という状況もあったり。そんなとき男だったらよかったと思います。

もうひとつは夜の外出。基本的にどんな場所でも、日没後女性だけで外を出歩くのは危険な行為です。でもどうしても出たいときってあるんです。それに付いてきてくれる、信頼できる男の人がいればいいですけど、なかなかそういうわけにもいかない。

その分、男の人たちは女の人より気軽に外に出れるので羨ましいです。

 

5. 「これは日本から持っていけばよかった…」と思ったものがあれば

A. 長時間の移動対策が大事!

サニー:メディキュットですね。長時間の移動は旅に付き物。そうするとやはり脚のむくみは避けられません。これがあるだけで、かなり疲労は軽減されると思います。

次は必ず持っていきます!

 

6. 「女性にとってめっちゃ不便だし危険だな…」と感じた国は?

A. いろんな場面で生活しづらいなと感じだのはインド。

サニー:地域にもよりますが、女性がひとりで外を出歩くのが許されていない場所が多いです。
また街の食堂など、女性は入れないことも。生活の隅々で行動が制限されているのを感じます。 とても大好きな国ですが、女性が弱い立場にあるのは事実です。

きっとその根底にあるのはいまだに根強い男尊女卑の考え方。そしてヒンドゥー教カースト制度自分よりカーストの低い女性にはどんなことをしてもいい、と思っている男性も多くいます。実際農村などでは、男性が自分の力を誇示するためにカーストの低い女性を暴行したり、殺害したりということが起きています。

そんな社会の中で外国人女性というのは「アウトカースト」、つまりカースト制度の枠外の存在として認識されています。

言い方を変えれば、「何をしてもいい存在」なんです。もちろんインドの全ての男性に当てはまるわけではありませんが、危険な考え方を持った人たちは本当にたくさんいます。何の危険にもあわず旅をしている人ががほとんどですが、女性にとっては危ない国であるのは違いないと思います。

 

おまけ: コンタクト液とかってどうしてた?

A. その国ごとの購入で問題なし!

洗浄液は数本日本から持っていきました。でも長期計画であれば、全日程分を持っていくのはとても無理です。
実際私も途中で日本から持ってきた分が切れてしまったので現地で購入しました。

いざ眼鏡屋さんに行ってみると、日本で売っているのと同じ商品が普通に売っていましたので、あんな重い思いして持ってきたけど、最初の一本だけで良かったなと思いました(笑)

  

以下まとめてみました。

  • 化粧品や日焼け止めなど、肌に直接つけるものは日本でまとめ買いしていく
  • コンタクトレンズの液は、日本から持って行かなくても大丈夫
  • 常にスキをみせない。日本のAVが世界に広がっているということもあり、日本人女性はみなヤれるというイメージがある
  • 生理用品の質は悪し。布ナプキンなどを駆使するのがオススメ
  • インドに行く際は他の国に入る時よりも気をつける

 

いろいろ「女性ならでは」の問題や必要な準備も多いけど、性別は変えられないので

「女性であること」をたのしみながら、しっかり対策して行きたいと「思います。

 

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ということで、いろいろな質問に答えてくれたサニーちゃん、ありがとうございました!

 

旅出発まで残り: 50日

 

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